やあ、ジェームズだ!
みんな元気かな?
上下にさんざん振り回されたあと、ドル円はまた復帰してもとの位置にまで上昇しそう!
この上げ下げはいったい何だったんだと言いたいところだけど、
何もない状態ならドル円は自然と上がっていく感じなんだろうか?
と、思っていたらそうでもない模様。
以前よりも下押しの圧力が強くなっていると感じる。
アメリカのデモによる混乱もあるけど、
コロナウイルスの第2波が訪れつつあるという懸念のほうが影響は大きいかな。
アメリカはコロナ感染の「第2波」に入ったのか?(ニューズウィーク)(注1)
株価はそれなりに堅調であるにもかかわらず、ドル円は下向きであることがだんだん鮮明になってきた。
買いポジション2つに挟まれたこの状況。
買いでは入りづらいが売りなら・・・と思わないでもない。
ただし、この水準だと、どっちかというと売るよりも買いやすいよねえ。
奇しくも、かなり前にXMでとった2つの買いポジションがレンジの上下になっており、
ここを下に割り込むことはあまりイメージできないんだよね。
そして、予想通りに上へ戻っていくドル円。
うーん、レンジも狭いねえ。
これは月足なんだけど、今年に入ってからは特にコアレンジが動いておらず、
上下に飛んだとしてもすぐに戻す行って来いの相場になっちゃってる。
こうなってる原因なんだけど、興味深かったのはこれだね。
新型肺炎でも長引かない「売り相場」、背後にアルゴリズム(ロイター)(注2)
コンピューターによりアルゴリズムの自動取引は、フラッシュ・クラッシュを引き起こした元凶とされているけれど、
同時に相場の安定にも寄与しているよ、というお話。
アルゴリズムに感情はないので、なにかあっても冷静にデータを分析し、暴落時にもすぐ買い戻しを入れてくる。
その結果、相場はすぐに安定を取り戻すらしい。
ここ数年、ドル円のレンジはかなり狭くなっているけど、それもコンピューター取引のせいなのだろうか。
そうこう考えているうちに、ドル円は上の買いポジションに到達。
ここがレンジ上限だろうし、売りで入るか迷ったんだけど、
この上昇も特に理由なく上げてきたので、ファンダメンタルズが強そうだと判断し、見送り。
どうにも踏ん切りがつかないね・・・
いちおうはここがレンジ上限なのは確かっぽいんだけど、そこに張り付いている状態。
なんだか上に突破しそうな雰囲気もあるけど、それを実現する材料も見当たらないし、
今度どうなるか、ちょっと予想できず・・・
次回までには方向性が見えてるといいんだけどね。
では
次回もまたよろしく!
■■■■脚注■■■■