FX 初心者の方へ
「FXが始めてでよく分からない」という方に留意点や特徴などを分かりやすくご説明します。
■ FX取引の主な利益どのように得られるのか?
■ FX取引の営業時間はいつからいつまで?
■ FXは何で影響されるか?
■ 安心して取引ができるFX業者のチェック項目
FX取引の主な利益どのように得られるのか?
主に2つの収益形態があります。
- 為替差益:これをキャピタルゲインといいますが、「安く買って高く売る、高く売って安く買う 」という為替変動を利用した売買による利益
- スワップポイント:通貨間の金利差を利用した利益で、インカムゲイン とも呼ばれています。外貨預金のように高金利通貨に転換し、円を売って高金利通貨を買って金利を得ること。
FX取引の営業時間はいつからいつまで?
FXは為替を中心に展開されますが、この為替の動きは何に影響されるのか、というのはとても重要なことです。細かくあげればいくつでも影響する要素はありますが、特に影響を受けやすい点配下のようなものです。
- [為替レートは予測で動く]
市場の受け止め方は予測が大きな要素として影響します。
つまり、経済指標など発表で「予想よりも良い内容」 か「予想よりも悪い内容」かで真逆の影響を受けます。
- [エリアリスクと為替]
FXのようなグローバルな取引になると当然世界の政治状況や経済状況が影響してきます。
主に戦争やテロに関わるリスク などは注意して分析する必要があります。
- [要人の発言]
各国要人が自国や地域経済の経済政策を発表することがありますが、こういった発言は為替レートを左右する事が多々あります。
政府の金利政策や為替介入 の情報などはいち早くつかむ努力がFXで成功するためには必要です。
- [為替と株価の関係]
例えば日本は基幹産業として多くの輸出企業があります。為替相場が1円違うだけで数十億円の利益や損失が出てきます。
それにより企業の株価が変動するのは当然のことで、そのため為替には、株価の動向も重要だと言う事です。
安心して取引ができるFX業者のチェック項目
- [信託保全の有無]
FX業者でFX取引を始めるにはまず証拠金と言われる資金を入金することで取引を始めます。
FX業者には預けられた証拠金を会社の資産とは分離して保管・管理する義務が法律で課せられています。
これはFX業者が倒産した際に、預けられた顧客の証拠金がFX業者の資産と同一に扱われる事を防ぐ為です。
つまり、証拠金を信託銀行等に預け、信託保全された資金の場合は業者が倒産した場合でも顧客の資産が守られることになるので、しっかりとチェックするのはとても大切です。
- [注文の約定能力]
FX業者のシステム能力のことで、サーバーの処理能力がしっかりしているかという意味です。
為替レートが大幅に動く時など、注文取引が殺到することがありますが、その時に約定確認や注文状況の確認 が正常にできなければトラブルの元になります。
取引している際に、「ちょっと動きが重いな」と思ったら別のFX口座を開設してみることを検討する必要もあります。
- [FX業者の出資元]
どの会社がどのくらい出資して自分が取引をしているFX業者を運営しているのか 、という点をチェックするのは最も重要なことです。
上場しているのかどうか、大手系列の証券会社や商社なのか、それとも独立運営なのか 、その運営実績や評判をチェックすることも大切でしょう。