やあ、ジェームズだ!
みんな元気かな?
良好な雇用統計の結果を受けて、利下げ期待が後退!
同値撤退に追い込まれたのが前回だったね!
そのままドル円は上昇トレンドに移行するのかと思いきや・・・
また下へ向かい始めた。
FRB議長、利下げ余地あると示唆-引き締め過ぎとの認識示す(ブルームバーグ)(注1)
きっかけはFRBのパウエル議長の発言。
雇用統計が良かっただけに利下げ不要との意見に傾くと思われたが、
金融緩和の必要性を訴えたことで利下げ期待が高まり、ドル円は下落に転じた。
フィボナッチの38.2%ラインで売ろうかと思っていたんだけど、
雇用統計が良かったので50%まで行くかもしれないと待機したのが裏目に出ちゃったね。
その後もアメリカ政府の債務上限問題や、
FRB理事らの利下げ容認発言でドル円は一段と下へ。
最安値付近にまで落ちてしまった。
38.2ラインで売れなかったのが悔やまれるね・・・
そのあと、利下げ容認発言をした理事が火消しを行い、ドル円は上昇に転じる。
23.6%に到達したので、XMを開き、ここでドル円を売り。
ところが、上昇は止まらず、ドル円は38.2%ラインにまで到達。
日銀会合注目点:フォワードガイダンス再延長の可否、黒田総裁会見(ブルームバーグ)(注2)
裏には日銀がFRBの利下げに対抗して、なんらかの手を打つのでは?という期待がある模様。
38.2%ラインに売りを仕込んでおく。
このあたりはチャートに忠実に行こう。
ところが今度は注文も刺さらず。
今週はFOMCがある。
利下げは確定的だけど、次の利下げ時期についての言及や利下げ幅のサプライズが あるかも?
念のため、売り注文は解除して、FOMCに臨もう。
FOMCの結果はこれ。
0.25%の利下げは、市場の予想通り。
しかし、ドル円は上昇している。
米FRB、予想通り25bpの利下げ決定 緩和サイクル開始示唆せず(ロイター)(注3)
これは次回の利下げについて明確な回答がなかったからだね。
市場は年内もう一度の利下げを予測していたので、ちょっとしたサプライズになったわけだ。
とりあえず、38.2%ラインを超えたので、機械的に売りをプラス。
ただし、今回のこの動きで上昇トレンドに回帰した可能性もある。
そうは判断したときは、下の方のポジションと一緒に損切り予定。
個人的には、次回の利下げ時期を争点に、また下を狙うんじゃないか・・・とも思うんだけどね。
では、
次回もまたよろしく!
■■■■脚注■■■■
(注1)FRB議長、利下げ余地あると示唆-引き締め過ぎとの認識示す(ブルームバーグ)