やあ、ジェームズだ!
みんな元気かな?
前回でまさかのV字回復を達成したドル円だが、
一時的な大混乱が収まってくると、やっぱりいつもの動きに戻ってきたみたいだ。
連日の下落でふたたび平均線の下に沈むドル円。
チャート的には下降トレンドとなるが、
フィボナッチのラインを抜けたところで順張りの売り・・・
というのもやりづらい。
死者24万人も「アメリカ」が迎える過酷な2週間(東京経済オンライン)(注1)
アメリカはこれから感染のピークが訪れるということで、
どうなるかまるで展開が読めない。
ニュースを見るに状況はかなり厳しそうだ・・・
こういうリスクオフの場面であれば円高というのがセオリーだったが、
今回は有事のドル買いが勝っていることもあり、どっちに動くか予測しにくい・・・
XMで直近 の流れに沿って、現状が上昇トレンドと仮定してフィボナッチを引いてみた。
こちらのほうがイメージはつかみやすいね。
とはいえ、38.2%で買うかというと・・・
ちょっと無理かな。
50%まで落ちたら拾うかもしれないけど、そのときの状況次第かなあ。
イメージしやすい上昇トレンドのほうで推移を見守ってみよう。
月初めということで次々と経済指標の発表を迎えているけれど、
まあどれも悲惨な数字。
それでも市場は折り込み済みなので、それほど反応もせず。
やっぱりリスクにはドル買いで反応する傾向があるのかな~、 程度の動きだね。
それでもドル円はジリジリと値を戻してまた平均線の上へ。
とはいえ、上昇トレンドとはとても言える雰囲気じゃないね。
平均線が3本とも同じ位置を走ってるし、その上下をウロウロということで、
市場はここを当分動かないつもりなんじゃないだろうか。
ファンダメンタルズでいえば、
いまはロシアとサウジの原油の減産具合が話題になっているみたいだけど、
これも話題つなぎのようにしか見えないね。
それから数日が経過。
アメリカの過酷な2週間も半分くらいが過ぎたが、
微妙にピークアウト感が出ているくらいで、状況は変わらず。
チャート的にはいちおう、38.2%で買って23.6%で売れば利益をとれた形ではあるね。
まあ、手を出す勇気はないんだけど・・・
そして、トランプ大統領が言った過酷な2週間が終了。
このチャートを見てもわかるように状況は変わらずだねえ。
NY州の死者、1万人超も横ばいに 封鎖解除は誰の権限か(BBC)(注2)
感染者数は横ばい状態だが、一部では封鎖解除の動きもあるとかなんとか。
死者数の見通しは当初より大きく減って6万人になるらしいが・・・
しかし、2週間経ってもまだまだ先が見えないね。
しばらくは様子見継続かな・・・と。
では
次回もまたよろしく!
■■■■脚注■■■■